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任天堂ポケモンGOが世界中でブームに トラブルも

2016年07月15日

【新唐人2016年07月15日】

任天堂が7日に発売開始したスマートフォン向けゲームアプリ、ポケモンGOが、ゲーム愛好家の間で一大ブームを巻き起こしています。一方、各地でゲームをめぐるさまざまなトラブルも発生しています。

 

道端でうつむく人々の群れ。今大人気のスマートフォン向けゲームアプリ、ポケモンGOに熱中している人々です。

 

ボストンの高校生アリヤさん:「友達とも一緒に遊べてとっても楽しいの。友達といろいろな所に出かけて行って、いろんなポケモンを集めるのよ。」

 

広告代理店ファイナンシャルアナリストのマイケルさん:「8歳のころにこのゲームが発売されて以来、このゲームで遊んで育ったんだ。生活のすべてさ。」

 

ゲーム愛好家のヘンリー・メンデスさん:「すごく画期的だよね。家の外へ出て新しい友達とも知り合えて交流できるんだ。僕もたくさんのポケモン仲間ができたよ。」

 

ポケモンGOは家に引きこもっていたゲーム愛好家を外の世界へと連れ出しました。ですが、オーストラリアではある警察署が「ポケストップ」のロケーションとして指定されたため、ユーザーが殺到し、フェイスブックで進入禁止を警告するというトラブルも発生しています。

 

このゲームはスマートフォンのGPSとカメラ機能を利用することで実際の世界に存在しているかのように見えるポケモンを捕らえて集めるというものです。

 

発売後、爆発的な人気となっている一方で、トラブルも少なくなく、ゲームに熱中する人々が転んで怪我をしたり、通行人にぶつかったりなどのトラブルが相次いで報告されています。

 

ゲーム愛好家のヘンリー・メンデスさん:「僕ももうちょっとで事故を起こすところだったから、あまり外ではやらないにしている。周りによく気をつけないとね。」

 

アメリカのミズーリ州では3人の若者が、「ポケストップ」に集まってきたユーザーを脅し強盗を働き、これまでのところ9人が被害に遭っています。

 

警察でも、ゲームをしながら運転すると事故を起こすとして注意を呼びかけており、ニューヨークでは「モレーロ警官と相棒のピカチュウに捕まらないように。運転中はポケモンを捕まえないように!」と書いたポスターまで出現しています。

 

ボストンの高校生アリヤさん:「車を路肩に停めてポケモンを探してた時に事故に遭って死んだ人もいるわ。運転している時や道を渡る時なんかは危ないわ。」

 

情報セキュリティの専門家は、ポケモンGOはGmailのアカウントからログインが必要となるため、Gmailアカウントに保存されている画像や検索履歴などの個人情報がゲーム開発者に丸見えとなると警告しています。

 

また、米誌『フォーチュン』によれば、ハッカーがすでに世界で大ブームを巻き起こしているポケモンGOを介してウィルスソフトを拡散しようと計画しているとして、注意喚起を呼びかけています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/07/13/a1275855.html(中国語)

 

(翻訳/白白   ナレーター/淳萌 映像編集/李)

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